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タイレノールとアドビル!ロキソニンと比較して成分や効果を薬剤師が解説【海外の市販薬・解熱鎮痛剤】

タイレノールとアドビルをロキソニンと比較

どうも、薬剤師パパブロガーのアツポン( @Atsuponpapa)です。

海外旅行でドラッグストアや薬局に入ると、タイレノールとアドビルを見かけることが多いですよね。

アツポン
海外の市販薬はパッケージもカッコイイよね!

タイレノールとアドビルは海外市販薬として主流

「タイレノール」は日本でも購入することができますが、「アドビル」は日本では流通していません。

日本の場合、解熱鎮痛剤としては「ロキソニン」が主流ですよね。

ロキソニンは日本で主流な解熱鎮痛剤

アツポン
いったい何が違うんだろう。

本記事ではタイレノールとアドビルをロキソニンと比較し、海外と国内の解熱鎮痛剤の違いも紹介します。

タイレノールとアドビルとロキソニンを比較

「タイレノール」と「アドビル」は海外では解熱鎮痛剤の主流です。

タイレノールとアドビルは米国企業により開発された薬であり、ロキソニンは日本の第一三共が開発しました。

アツポン
日本ではロキソニンが処方されることが多く、市販薬としても人気が高いよ!
分類成分販売会社日本での販売主な販売地域
タイレノール
解熱鎮痛剤アセトアミノフェンジョンソン・エンド・ジョンソン販売中欧米中心
アドビル
解熱鎮痛剤イブプロフェンファイザー販売なし欧米中心
ロキソニン
解熱鎮痛剤ロキソプロフェン第一三共販売中日本
日本でロキソニンが人気の理由

ロキソニンは効果の点でイブプロフェンと同じ作用メカニズムであり、副作用の点では胃への負担が少なく、使いやすい解熱鎮痛剤です(ロキソニンS申請資料)。市販薬として最近発売したロキソニン外用剤も副作用が少ない点がメリットです(Greig SL, et al.)。

タイレノール

海外市販薬タイレノールをアドビルやロキソニンと比較

有効成分
アセトアミノフェン  タイレノール添付文書

「タイレノール」は日本での知名度は低いですが、海外では米国を中心に販売実績が豊富な市販薬です。

アツポン
海外では薬局に必ず置いてあるよ!日本のパブロンみたいな感じ。

有効成分はアセトアミノフェンであり、胃に優しく、空腹時でも服用できる点が特長です。

アセトアミノフェンは小児にも
カロナール(アセトアミノフェン)は小児に使われることが多い解熱剤です。市販薬としても小児用の風邪薬や解熱剤に含まれています。
タイレノール
ジョンソン・エンド・ジョンソン

 

アドビル

海外市販薬アドビルをタイレノールやロキソニンと比較

有効成分
イブプロフェン  Advil labels

「アドビル」は日本で見かけることがない市販薬ブランドですが、海外ではタイレノールと並んで有名な市販薬です。

アツポン
販売会社も製薬企業トップのファイザーだよ!

アドビルの有効成分はイブプロフェンであり、日本でも「イブ(エスエス製薬)」や「リングルアイビー(佐藤製薬)」として販売されています。

日本の市販薬と含量を比較

「アドビル」は基本的にイブプロフェン含量200mg(1回量)です。

日本のイブプロフェン市販薬のスタンダードが150mg(1回量)であり、その上位商品(リングルアイビー200、イブA錠EXなど)が200mg(1回量)です。

アツポン
アドビルのイブプロフェン含量は日本の最大量なんだね。

アドビルの成分量をイブやリングルアイビーと比較

アドビルの剤形と包装を比較

「アドビル」は主に剤形(錠剤やカプセル剤など)と包装容器で種類が分かれています。

剤形の一つ「Liqui-Gels」は日本のジェルカプセルに相当し、リングルアイビーに近い商品です。

アドビルの剤形を比較

海外の市販薬では錠剤を容器に詰め込んだボトルタイプ(下記図右)も多く見かけます。

アツポン
ラムネ菓子みたいな包装容器だね!

アドビルの包装容器を比較

海外市販薬の容器の特徴
日本では錠剤を1つずつアルミとプラスチックに挟んだ透明なPTP包装シートが好まれますが、海外の医薬品ではボトルタイプも多くあります。国によって包装の傾向が異なっています。

ロキソニン

ロキソニンをアドビルやタイレノールと比較

有効成分
ロキソプロフェンナトリウム  ロキソニンS添付文書

「ロキソニン」は日本企業により開発された薬であり、海外では見かけることが少ない市販薬です。

アツポン
日本では処方量も多く、市販薬としても人気の高い薬だよ。

有効成分であるロキソニンは鎮痛効果が高く、胃への負担が比較的少ない点が特長です。

海外展開していない理由

ロキソニンは解熱鎮痛剤として後発の成分です。海外では他の成分が既に定番であった状況で、当時は開発会社が海外で市販薬の販売網を持っていなかったこともあり、普及していません。

タイレノールとアドビル!ロキソニンとの比較のまとめ

本記事では海外で主流のタイレノールとアドビルを日本のロキソニンと比較しました。

ロキソニンは他の解熱鎮痛剤に比べると胃への負担が軽いという特徴があります。

また、海外で販売されているアドビルは日本での市販薬のイブプロフェン最大含量200mg(1回量)なので注意が必要です。

海外で市販薬を選ぶときには成分含量に注意して、日本でも使った経験があるものを選びましょう。

アツポン
海外でも上手に市販薬を選ぼう!
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他にも市販薬の記事を書いているので、参考にどうぞ。